厄松池のホテイアオイ
知多半島では昔から灌漑用のため池が沢山あります。
東浦町の生路地区でも市街地に3つのため池がありますが、今では、灌漑には使われておらず、生活廃水が流れ込み、ゴミが捨てられ、みんなの鼻つまみ者となってしまいました。しかしながら、ため池は東浦の原風景。数少なくなった水辺の景観として、魚採りや散歩などの憩いの場として、また洪水調節の場として、これからも大切にしていかねばなりません。
幸い、厄松池は、土の土手に柳の大木があり無粋なフェンスもなく、比較的に昔の面影が残っています。秋になるとホテイアオイが池を埋め尽くし一面に淡紫色の花を咲かせます。ホテイアオイの繁茂は生活廃水の栄養分を吸収した結果で、多少なりとも池の浄化に寄与しています。但し冬には腐って又池に戻ってしまいます。これらを枯死する前に除去すれば、池から窒素やリンなどの栄養分を取り除くことができます。一部残ったホテイアオイが越冬すれば、春から秋にかけてまた池一面に再生するはずです。これを毎年繰り返せば、自然の力を借りた池の浄化が可能になるかもしれません。
そこで、私達は、有志で、年に数回池の掃除とホテイアオイの除去作業をしています。また、毎月、市販の検査キットを使って簡単な水質検査を行っています。
詳細については、議会レポート抜粋Newをご参照ください。
厄松池の1年をアルバムにまとめました。 (平成13年版) (平成14年版) (平成15年版) (平成16年版) (平成17年版) (平成18年版)
厄松池の水質検査をグラフにまとめました。(平成13年版) (平成14年版) (平成15年版) (平成16年版) (平成17年版) (平成18年版)
切池の1年をアルバムにまとめました。 (平成18年版)
切池の水質検査をグラフにまとめました。(平成18年版)
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