切池の水質測定結果 (平成18年版)

毎月、池の水のCOD、溶存酸素、リン酸イオン、窒素分(硝酸イオン、アンモニウムイオン)濃度などを測定しています。グラフには毎月のデータと年平均値、そして厄松池との水質比較も載せてあります。





・ 切池は、平成17年にヘドロの浚渫工事が完成しよみがえった。バイパス水路が機能しているため、増水時以外は生活雑廃水はパイプを流れ、池には流入しないようになっている。したがって池の水は、パイプの水よりもきれいな状態が保たれている。
・ 池から流出するCOD、リン酸イオン、硝酸イオン、アンモニウムイオンは、パイプを流れる水に比べて少ない。
・ 池から流出する水の溶存酸素は、パイプを流れる水に比べて多い。これは、池水中の藻類によるものと思われる。
・ 切池の水質は厄松池よりもきれいなことがわかる。


*)水質測定は、市販の簡易検査キット(パックテスト 合同出版、ケメットDO計 東海理化機器製造)を用いて、目視で比色判定した。
各月の測定j時刻は、16時半頃を目安としている。測定は1検体につき1回のみ。数値は正確とは言えないが、およその傾向はつかめると考えている。
検体の採取場所は、下記の略図の通り。




測定の様子:パックテスト(COD)とケメットDO計の比色判定

 



厄松池とホテイアオイ