議会レポートの中から厄松池とホテイアオイに関するものを抜粋しました。
一般質問の報告(その1) 平成11年10月30日
市街地のため池のメンテナンスについて
1)生路の厄松池では夏になるとホテイアオイが池一面に咲く。秋にこれを取り除くことによって池の浄化を図れないか。
切池は生活廃水による臭気と出水時の洪水調節のため空池にしてはどうかと言う話も出ています。現在すでに水が涸れてスイレンやガマの代わりに雑草が茂りつつあります。もちろん防災や安全面や池の周辺に住まわれている方々の生活環境は無視できませんが、何でもかんでもコンクリートで固めて、フェンスで囲ってしまうのは安易過ぎるのではないでしょうか。土木工事に頼るばかりではなく、自然の力を借りて池をきれいにすることは出来ないでしょうか。
幸い厄松池は土の土手に柳の大木があり無粋なフェンスもなく比較的に昔の面影が残っています。秋になるとホテイアオイが池を埋め尽くし一面に淡紫色の花を咲かせます。ホテイアオイの繁茂は生活廃水の栄養分を吸収した結果で、多少なりとも池の浄化に寄与しています。但し冬には腐って又池に戻ってしまいます。これらを枯死する前に除去すれば、池から窒素やリンなどの栄養分を取り除くことができます。一部残ったホテイアオイが越冬すれば、春から秋にかけてまた池一面に再生するはずです。これを毎年繰り返せば、自然の力を借りた池の浄化が可能と考えられます。町には頼れないので、10月30日に有志5人でホテイアオイの除去を試してみました。手鉤の付いたロープを投げて、岸に引き寄せる方法が有効だとわかりました。しかし目標の池面の半分程度を除去するまでには程遠く、1週間後にまた挑戦する予定です。11月6日(土)13時〜17時頃までやっていますので、手伝ってくださる方を募集中です。引き上げたホテイアオイは畑に蒔いて肥料にするつもりです。(春先なら1株100円くらいで売れそうなのですが・・・。)
一般質問の報告(その2) 平成12年1月15日
ため池の浄化について
1)ゴミの不法投棄(ポイ捨てを含む)への対処は?
2)水質浄化への努力は?
3)町民ボランティアへの支援は?
4)水質の定期的測定は?
1)ゴミの不法投棄は、当然、投棄者の責任ですが、たいていの場合は誰が捨てたか不明ですので、町有地については町が片付けることになります。看板を立ててモラルを促すとの答弁でした。しかし、「ポイ捨て禁止」の看板が立っていても、実際に不法投棄が絶えないわけですから、答えとしては余りにイージーです。やはり、住民全体の意識を時間をかけて、様々な機会を用いて、変えていく必要が有ると思います。先日、役場のトラ柵が投棄されていることを連絡したら、担当課の方が片付けてくれたのですが、周りのゴミは放置したまま。こんなことでは、住民の理解・協力は得られません。
2)9月議会と同様、ホテイアオイ等の自然の力を利用した水質浄化について町の考えを尋ねました。これに対して、町もホテイアオイが水質の浄化に一定の寄与をしていると考えられるとしながらも、町の浄化対策としては、家庭排水のバイパス水路を設けたいとの答弁でした。ホテイアオイは水生植物の中でも特にリン酸や窒素などの栄養分の吸収力が強く、ヨシなどを凌ぐと言われています。問題は、冬になると枯れて池に沈んでしまうため、せっかく吸った栄養分も又池に戻ってしまうことです。栄養分を吸って大きく育った個体を系外に(池の外に)運び出す工夫が必要です。そのためには、引き揚げ可能なイカダ状の物を池に浮かせる等のアイディアが必要になってきます。あるいは、いささかマンガじみてきますが、成長した水草を魚に食わせるとか、昆虫に食わせて更にそれを鳥に食わせる等のからくりを仕組むと人手を掛けずに済みそうです???
3)環境問題においても住民と町の協力関係が大切です。身近な公共用地のゴミ拾いや草刈などにしても、現に利用者や近隣住民の協力によって成り立っています。税金さえ払っていれば町が何でもやってくれるという考えはこれから通用しなくなると思います。これは、個人個人で多少見解が異なるところだと思いますが、住民の自助が大切になってくるのではないでしょうか。皆さんはどう思われますか? 東浦町の環境を守る基本条例・第十五条に、「町は、住民及び事業者が自主的に行う環境の保全等に関する活動を支援するとともに、その活動を促進するために必要な情報の提供に努めるものとする。」とありますが、具体的にどんな支援を考えているのかを質問しました。もちろんボランティア活動(住民の自主的な活動)は、もともと行政の手助けを当て込んでするようなものではありません。しかし何らかの形で協力・分担し合って活動を進めていくことができれば、より大きな効果を生み出すことができるはずです。今はやりのキーワードで、「協働」と言う概念が重要になってきます。町の答弁は、これから活動に必要な情報提供や現場実習、出前講座等の学習の機会を作っていきたいとのことでした。活動をどう把握するか、情報をどう提供するか、どのように協働していくのか、学校等でどう教育していくのか、又、活動をどう正当に評価していくのか、それぞれについて具体策を練っていかねばならないと思います。
4)各池や川について年3回、COD(水中に含まれる有機物の量)、溶存酸素、大腸菌群数など7項目について水質調査を実施しているとの答弁でした。定期的な水質調査は、汚染を把握するのはもとより、対策をとる上でも重要なことです。
これらため池は市街地に残された数少ない水辺環境なので皆で大切にしていきたいと言う点では、行政も同じ考えだと感じました。
<補足>
@のため池の浄化は、9月議会の一般質問の続編です。
10月以降休日に集まって、有志の人達と計4回、厄松池のホテイアオイの除去作業をしました。第1回目のメンバーに加え、通り掛かりの方が手伝ってくれたり、重機でホテイアオイの搬出をしていただいたりして、おかげさまで多くの方々のご理解とご賛同が得られました。それでも、目標にしていた池の半分までは取り切れませんでした。実際には池の1/4程度でしょうか。初年度はこの程度にして、又今年の秋に挑戦しようと思っておりますので、皆様の更なる御協力と御参加をお願いいたします。
暖冬であれだけ元気だったホテイアオイも新年になってからすっかり枯れて今まさに沈みつつあります。私も恥ずかしながらボランティア的なことを(たぶん)生まれて初めてしたわけですが、やってみると気づいたこと感じたことが出てきます。今回、そんなことを質問として取り上げることにした次第です。
まず、池から出るわ出るわ、ごみの山。飲料水のビン・カンはもとより自転車、ボーリングの球、ドラム缶、果ては「東浦町」のトラ柵まで出てきました。苦情が無いから放置していたと言うことでしょうか。市街地近くのため池を鼻つまみ者にする傾向がありますが、問題は「下水が普及していない。」とか「生活廃水が流れ込む。」事にあるのではなく、池への愛情の注ぎ方にありそうです。掃きだめのように思っていれば、ますます汚くなるし、きれいにしようと思えば、それなりにきれいになるのは、何も公衆トイレだけの話ではなさそうです。但し、なんでも行政に押し付けるのではなくて、住民の自助が必要かと思うのです。それから、町の環境条例に「住民の自主的活動を支援する」とうたっているのをどう具現化していくのか。高々4日程度、池さらいをやったことを自慢する気は毛頭ないし、町が手伝ってくれなかったことをなじる気もありません。住民活動をどう育てていくかのビジョンを聞いてみたいと思いました。池の水質測定については、簡単な水質検査キットが市販されているので、その気になれば、一般の住民でもある程度の傾向をつかむことができると思います。
厄松池のホテイアオイ(その1) 平成12年10月31日
昨秋、有志の皆さんと池のホテイアオイを1/4ほど取り除きました。冬の間に、残ったホテイアオイも枯れて沈んでしまい、絶滅してしまったのではと心配する声もありました。ところが、初夏になったら出るわ出るわ、7月上旬の2週間で、あっという間に池一杯になってしまいました。出水の際に排水路をふさぐ心配もありましたが、先日の東海豪雨では大丈夫でした。
さて、今年も池の掃除とホテイアオイの除去作業をやろうと思います。とりあえず11月12日(日)午後から第1回目を予定しています。飛び入り大歓迎ですので、お時間がありましたら長靴・軍手・汚れても良い格好で奮ってご参加お願いします。皆様のご協力、ご参加を心よりお待ち致しております。
厄松池のホテイアオイ(その2) 平成13年4月18日
昨年11月に1回目の除去作業をしたのち、今年は、残りを枯れて沈む直前にやってみようということになりました。それで、3月18日(日)に第2回目を行いました。ホテイアオイは枯れて軽くなっていたので、作業ははかどりました。
生路の厄松池、切池について町が家庭雑排水の流入防止対策として簡単なバイパス水路を作ってくれることになりました。ただ、渇水期に水が涸れないかが心配です。愛知用水の水を入れられるようになれば、池は蘇るはずなのですが、厄松池では、愛知用水の放流口はあるにもかかわらず受益の権利がないため、現状での通水はムリ?とのことです。
巨大に成長、ズシリと重い(11月) 枯れて軽くなったけどトロトロで気持ち悪いという声も。(3月)
厄松池のホテイアオイ(その3) 平成13年10月20日
厄松池のホテイアオイは、8月頃から花が咲き始め、池一面になって、今、咲き終わろうとしています。
さて、今年も池の掃除とホテイアオイの除去作業をやろうと思います。とりあえず10月28日(日)10:30から第1回目を予定しています。午前中は、主に草刈とゴミ拾い、午後から、ホテイアオイの引き上げ作業に入る見込みです。飛び入り大歓迎ですので、お時間がありましたら長靴・軍手・汚れても良い格好で奮ってご参加お願いします。皆様のご協力、ご参加を心よりお待ち致しております。
厄松池のホテイアオイ(その4) 平成14年1月20日
昨年10月28・31日と11月17・23日にホテイアオイの除去作業をしました。いつものメンバーに加え、日頃環境に興味を持っている方々が積極的に参加してくれました。搬出が大きなネックとなっているのですが、重機の応援もあってとても助かりました。
これまで1年間の水質測定の結果を示します。市販の水質検査キットを用いて、COD・リン酸イオン・容存酸素・pHなどを測定しました。このうち特に、リン酸イオンが池の入口(4ヶ所)に比べて出口で減る傾向が顕著で、ホテイアオイの浄化作用をうかがわせる?結果となっています。
厄松池のその後 平成14年4月19日
生路の切池と厄松池にバイパス水路が完成しました。両方で462万円掛かったそうです。
これは、汚水が直接池に流入しないように、水量が少ないときは流入口に取り付けたパイプを通って池の出口へ、雨などが降って水量が増したときにはパイプから溢れて池に入るよう工夫したものです。
但し、夏の渇水期に池が干上がらないか心配です。また、ホテイアオイや魚たちの絶滅を心配する声もあります。今後、注意して見ていきたいと思います。
要望として、行政に以下の3点を頼んでいます。
1) タツ(水抜き栓)を使えるように直す
2) ヘドロを浚渫する
3) 愛知用水を入れられるようにする
厄松池のホテイアオイと切池のウォーターレタス 平成14年10月22日
厄松池のホテイアオイは、8月頃から花が咲き始め、池一面になるはずなのですが、今年はなぜか元気がありません。したがって、今年はホテイアオイの除去作業は必要なさそうです。池の掃除のみをやろうと思います。とりあえず11月17日(日)10時から第1回目を予定しています。午前中は草刈とゴミ拾い、午後から余裕があれば、切池の掃除もできればと考えています。飛び入り大歓迎ですので皆様のご協力、ご参加を心よりお待ち致しております。
切池では、今、巨大ウォーターレタスがビッシリ生えています。池の養分をたっぷり吸って人の頭ほどの大きさに成長しています。とても金魚鉢に入りそうもない代物です。
厄松池のバイパス水路 平成15年1月20日
昨年11月17日にボランティアで厄松池と切池の草刈とゴミ拾いをしました。切池のウォーターレタスの除去作業はちょっと試してみたものの、それぞれの個体が独立していて繋がっていないため、うまく引き寄せられません。ホテイアオイとは違う方法を考える必要がありそうです。
昨年2月に完成したバイパス水路の効果はあったのでしょうか? 厄松池の水質検査の結果を検証してみました。池の出口の水質を前年と比較すると、CODはあまり改善が見られないものの、リン酸イオンはかなり減りました。前年よりも水質が若干キレイ?になっているのかも知れません。
ところで、せっかく作ったバイパス水路のパイプが詰まっていたり外れていたりが目立ちました。ちゃんと機能するようにメンテしなければ、何百万円もかけた意味がありません。
夏にホテイアオイが増えなかった原因はナゾです。
池の掃除 平成15年7月25日
厄松池では、今年も昨年に続いてホテイアオイが繁茂しなくなりました、バイパス水路の完成で水質が変わったためかもしれませんが、いまのところ原因は定かではありません。繁茂しなくなったこと自体は結構ですが、紫色の花が池一面に咲き誇るのを見られなくなったことを思うと些か残念です。
一方、切池では、昨年のウォーターレタスに代わってウキクサが池を埋め尽くしています。困ったことに心無い人たちが捨てた空カンや空ビンがいっぱいです。非常に見苦しいので、8月24日(日)10時から掃除をしたいと思っています。訂正:町が浚渫工事の準備ため、切池の水を抜いてしまいましたので、8月24日は10時から厄松池の掃除をすることにします。皆さんの参加をお待ちしています。
切池も厄松池も以前のようなオアコや悪臭の発生は今のところありません。
厄松池のクリーンアップ作戦(その1) 平成15年10月24日
厄松池のホテイアオイは、今年も大繁殖しませんでした。バイパス水路のせいなのか??原因はよくわかりません。
10月9日、生路小学校で厄松池を題材に、なんとこの私が授業をしてしまいました。5年生の総合学習で環境をテーマに取り上げていて、インターネットでため池の水質について調べていたら、たまたま私のホームページが見つかったのだそうです。そこで、環境学習と道徳を絡めて、私がそれぞれのクラスで2時限ずつ授業を受け持つことになりました。5年生ともなるとさすがに集中力もあって、熱心に話を聞いてくれました。最後に担任の先生が「次回ボランティアで池の掃除を手伝っても良いと思うひとぉー」と尋ねたら、半分近くの子供たちが「はーい」と手を挙げてくれました。「よーし、次回の掃除のときには小学生も誘ってみよう。」「でも、段取りをどうしたら良いんだろう。安全面にも注意が要るし!」と嬉しい反面、責任重大です。
ということで、11月30日(日)10時から今年最後の池の掃除をしたいと思います。手袋のない方はこちらで用意します。長靴と汚れてもよい服装で奮ってご参加ください。飛び入り大歓迎ですので皆様のご協力、ご参加を心よりお待ち致しております。
厄松池のクリーンアップ作戦(その2) 平成16年1月24日
11月30日は天気が危ぶまれましたが、穏やかな曇りとなりました。5年生を中心に小学校の子供たちが20人程、お父さんやお母さん、先生方、池を管理する役場の職員、それといつものメンバー、総勢約40人で、厄松池の草刈とゴミ拾いをしました。
子供たちは、大人公認で池に降りるのは珍しいらしく、大はしゃぎでした。みんな一所懸命にやりました。ボランティアを意識し過ぎて肩に力が入ったりしていないのも自然に感じました。大勢で一気にやったので、1時間ほどで池はすっかりきれいになりました。
地域のみんなの力で池をきれいにしていけると良いと思います。子供たちが掃除をしていることを知っていれば、誰も池に汚物やゴミを捨てなくなるのではないでしょうか。
また、暖かくなったら掃除をしたいと思います。
厄松池の環境をテーマに授業 平成16年10月24日
10月27日に生路小学校5年生のクラスで私が授業をします。昨年に引き続き、池の環境や地理・歴史に道徳を絡めた授業にするつもりです。今年の5年生はどんな反応をしてくれるでしょうか。楽しみです。
昨年はほとんど発生しなかったホテイアオイが、今年は夏過ぎに増えてきて、今頃、花が咲いています。
今年も、11月28日(日)10:30から、小学生の参加を募って池の掃除をしたいと思っています。飛び入り大歓迎ですので皆様のご協力、ご参加を心よりお待ち致しております。
厄松池の掃除と未来像 平成17年1月23日
11月28日に厄松池の掃除をしました。生路小学校の5・6年生40人ほどと、小学校の先生、そしてたくさんの保護者の皆さんが集まってくれました。池の周囲の草刈、ゴミ拾い、水面に浮かぶカンやビン類もきれいに片付けて、岸辺にスイセンなどを植えました。小学生が掃除したとわかればさすがにポイ捨てをする不届き者もいなくなる??と思い、現地に作業風景の写真入りポスターを貼りました。
10月の生路小学校での授業の後で、5年生に池の未来像を描くよう宿題を出しました。全員の子供たちが思い思いの絵や説明文を書いてきてくれました。中には、木の橋を架けたり、ロープにつかまる遊具を池の上に渡したり、ユニークなアイディアがありました。多くの子が池の保全を望んでおり、宿題を区長さんや役場の人にも見てもらい今後の水辺整備の参考にしてもらおうと思っています。
※
厄松池の掃除は、地域のボランティア活動として行っています。折に触れ、議会報告の中で紹介していますが、政治信条とは関係なくたくさんの有志の皆さんに参加いただいています。
ため池の環境をテーマに授業 平成17年10月28日
10月26日に生路小学校の5年生のクラスでため池の環境をテーマに授業をしました。先生のお話では、今年の5年生はしゃべりたがり屋さんが多いそうです。授業では、子どもたちに問いかけをして答えてもらうよう心掛けました。去年のように、池の未来像を描いてもらう宿題を出して、それから、実際にボランティアで厄松池の掃除をしてみようと思います。
厄松池の掃除は、11月27日(日)9:30から厄松公園集合にしたいと思います。飛び入り大歓迎ですので、皆さんのご協力、ご参加を心よりお待ち致しております。
厄松池の掃除 平成18年1月25日
11月27日(日)に厄松池の掃除をしました。今年は、小学生5・6年に加えて4年生も加わったために、100人近くの子どもたちが集まりました。先生方やたくさんのお父さんお母さんの参加のおかげで、何とかお昼前に無事作業を終えることができました。今年は、池の中のヨシなども刈り取りました。ヘドロで足をとられてしまうので、コンパネやパレットを池の中に敷いて作業をしました。全部刈り取ってはカモがかわいそうだと言う声があったので、ヨシを少しだけ残してあります。
掃除前の厄松池
草取りとゴミ拾い ヨシの刈り取り ホテイアオイの引き上げ
掃除後の厄松池
※
厄松池の掃除は、地域のボランティア活動として行っています。折に触れ、議会報告の中で紹介していますが、政治信条とは関係なくたくさんの有志の皆さんに参加いただいています。
厄松池と切池の掃除 平成18年4月25日
5月28日(日)ごみゼロ運動終了後、10時から厄松池のゴミ拾いをしたいと思っています。余裕があれば切池もやってしまいたいところです。10:00に厄松池集合にしたいと思います。飛び入り大歓迎ですので、皆さんのご参加を心よりお待ち致しております。
今年は、このあと夏に草刈と掃除をして、秋に小学生のボランティアを募って池の冬支度ができればと考えています。
ため池のお掃除ボランティア 平成18年10月11日
今年も、生路の厄松池の掃除をします。土手の雑草と池のヨシを刈って、ビンやカンやペットボトルなどのゴミを拾って、池の冬支度をします。
10月29日(日)9:30に厄松公園集合、午前中に終わりたいと思います。飛び入り大歓迎ですので、皆さんのご協力、ご参加を心よりお待ち致しております。水環境をテーマに学習をしている小学生もボランティアでお手伝いに来てくれるそうです。
ため池の環境をテーマに授業&お掃除ボランティア・・・厄松池は何歳? 平成19年2月5日
10月26日に生路小学校の5年生のクラスでため池の環境をテーマに授業をしました。子どもたちはため池が人工物だとは知っていましたが、谷の出口に土のダムを築いて水を貯めていたとは知らなかったようです。そのとき、「厄松池はいつごろ造られたのですか」と質問がありましたが、十分なお答えができませんでした。
10月29日には厄松池の掃除を行いました。今年はなぜかホテイアオイが生えていないので、池のゴミ拾いと、ヨシなどの草を刈り取った後に、土手にスイセンを植えました。小学校の4〜6年生、お父さんお母さん、学校の先生、近所の皆さんが参加してくれたおかげでとてもはかどりました。9月議会報告を見て駆けつけて下さった方もいました。とてもうれしいことです。(掃除の様子はhttp://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2006/10/post_f51c.html参照)
12月には、子どもたちが宿題で描いた池の将来図に対する私のコメントを返すついでに、「厄松池は何歳か?」調べてみました。
東浦町郷土資料館に聞いたところ、江戸時代初期の寛文11年(1671年)に書かれた文書の中に、すでに「屋きま千池(やきまちいけ)」の記述があることがわかりました。厄松池は少なくとも335年以上前からあったことがわかります。まるで文化財ですね。
参考までに、天保12年(1841年)の生路村絵図(クリックで拡大)を添えておきます。神社や寺は現在と変わっていません。泉ヶ池の西にある「はさま池」は今では住宅地になっています。「亀池」と書いてあるのが現在の切池です。「中ノ池」の上には公民館が建っています。
少し読みにくいですが「焼松池」と書いてあるところが今の厄松池と厄松公園のあるところです。当時、厄松池の堤の上の道路は藤江に行くたった一つの幹線だったことがわかります。
「ため池シンポジウム
in あいち」で事例報告 平成19年10月22日
「第2回 ため池シンポジウム
in あいち」が9月15・16日に、美浜町の日本福祉大学で開催されました。昨年、ため池の数全国一の兵庫県で開かれた第1回「ため池シンポジウム」の理念を引き継ぎ、ため池の多面的な価値、ため池に生息する生き物、歴史・文化、地域コミュニティとの関係などについて活動報告や意見交換が行われました。
私は、「知多半島・東浦町におけるため池(厄松池、切池、飛山池)と里山を守るために」と題して分科会で報告をしました。実行委員の方がたまたま私のホームページを見たのがご縁で頼まれました。わずか15分間の発表でしたが、図や写真をふんだんに使い、質疑応答も内容の濃いものになりました。
県が「愛知県ため池保全構想」を定め、各市町村に各々のため池の性質に応じた「ため池保全計画」の策定を求めるなど、ため池を取り巻く環境も保全に向けて少しずつ変わってきているようです。
ため池の環境をテーマに授業&お掃除ボランティア 平成19年10月22日
例年のように、生路小学校の5年生のクラスでため池の環境をテーマに講師を務めます。授業のあと池の未来像を描いてもらう宿題を出して、それから、実際にボランティアで厄松池の掃除をする予定です。
厄松池の掃除は、11月11日(日)9:30から厄松公園集合にしたいと思います。飛び入り大歓迎ですので、大人の皆さんも是非ご参加ください。
一般質問の報告・・・ため池保全計画について 平成20年1月24日
愛知県は、ため池保全構想を打ち出し、灌漑だけでなく、生物生息の場、学習や自然観察の場、憩いの場、水辺の景観、歴史文化財としての価値、洪水調節、防火用水など、ため池の多面的機能に着目し、それぞれの池の状況に応じた保全の在り方を示そうとしています。市町村に対しても、ため池保全計画の策定を促しています。
<ため池保全計画策定に向けた東浦町の対応は>
答弁では、ため池保全計画は平成20年度に策定予定とのこと。現在、県からヒアリングを受け、知多管内の市町と基本的考え方を調整中。
<飛山池のオニバスはどうなっているか>
オニバスは平成7年以降見つかっていません。水位や日射が発芽に影響するらしいですが、自然な開花の条件は整っていません。将来のために於大公園で種を保存中との答弁でした。
<市街地の中にあるため池の水辺整備は>
とくに、生路の厄松池や切池は、下水道完成後に市街地の水辺の在り方を考えるべきと思います。
答弁では、厄松池以外については堤体整備済み、石浜の田之助池、宮の池は水辺に配慮した整備を完了。厄松池については地元意見を聞きながら周囲の環境に配慮した整備を検討したいとのこと。
ため池改修事業で岸や堤をコンクリートで覆ってしまうことで、生物が棲めない、人が落ちると上がれないので危険、景観的にも好ましくないなど、ため池の多面的機能を損ねてきたのではないでしょうか。厄松池はコンクリート張りにしないで、市街地の中の親水的な憩いの場にしたいものです。地域住民や子どもたちも参加して池の将来像を計画できると楽しいと思います。授業で宿題を出すと小学生はとても夢のある絵を描いてくれます。
ため池の環境をテーマに授業&お掃除ボランティア 平成20年1月24日
例年のように、生路小学校の5年生のクラスでため池の環境をテーマに講師を務めました。担任の先生から里山の大切さも話してくださいと言われましたが、うまく子どもたちにわかるように説明できたか心配です。
11月11日(日)は小学生や保護者、先生方も参加して厄松池の掃除をすることになっていましたが、いやーな予感が的中。昨夜からの雨が降り止まず、8時半の時点で学校と相談の上で中止を決めました。
9時半ころになったら、予報通り雨は上がり日が差してきました。予備日をとっていなかったので、大人の有志だけで掃除をすることに。岸の草刈をして、岸と池の中のゴミを拾って、トラックで搬出。池の中のアシまでは手が回りませんでしたが、少ない人数の中でできるだけのことをしました。
厄松池の掃除をします 平成20年10月29日
今年も、生路の厄松池の掃除をします。雑草を刈って、ビンやカンやペットボトルなどのゴミを拾って、池の冬支度をします。
11月9日(日)9:30に厄松公園集合、午前中に終わりたいと思います。飛び入り大歓迎ですので、皆さんのご協力、ご参加を心よりお待ち致しております。環境をテーマに学習をしている小学生もボランティアでお手伝いに来てくれる予定です。
ため池の環境をテーマに授業&厄松池のお掃除ボランティア 平成21年1月28日
10月30日に生路小学校の5年生の授業で、ため池の環境(ため池の歴史、立地と役割、だれのものか、水質と私たちの生活、清掃活動、池の今後)をテーマに講師を務めました。早いものでもう6年目です。
11月9日(日)は厄松池の清掃活動。小学校の4〜6年生が80人ほど加わりました。草を刈って、草の間に落ちている缶やビン、ペットボトル、お菓子やコンビニ弁当の容器などのゴミを拾い、燃えるものと燃えないものに分けてゴミ袋に詰めていきます。今年は常連メンバーに加え、保護者の飛び入り参加や、先生の参加がたくさんあって、それぞれの持ち場でテキパキと作業がはかどりました。
ポイ捨てのゴミはずいぶん減ってきてゴミ袋(大)に5袋ほどでした。燃えるゴミは全部で150袋ほどで、大部分は草です。子どもたちが作業しやすいだろうということでゴミ袋に詰めることにしたのですが、袋がもったいないという指摘がありました。来年のための反省点にしたいと思います。
ため池の環境について小学校で授業&厄松池の掃除 平成22年1月21日
10月22日に小学校の5年生の授業で、ため池の環境(ため池の歴史、立地と役割、だれのものか、水質と私たちの生活、清掃活動、池の今後)をテーマに講師を務めました。
11月14日(土)の午前に厄松池の掃除を計画しました。さて、当日の朝8時。外は本降りで屋外での作業は到底無理な状況なので、関係者に中止を連絡しました。ところが、9時頃になって急に雨があがって晴れてきました。2年前と全く同じパターンです。
念のため9時半に現地に行ったら、来ている人がいます。中止の連絡をした人たちにも呼びかけて、いつものメンバーに小学校のPTA、少年野球のメンバーなどで、岸や浅瀬のゴミ拾い、ヨシの刈り取りなどをしました。土手やヨシの間に、飲み物のカンやビン、紙パックなどがたくさん落ちています。汚さなければ掃除する必要もないのですが・・・。