後援会活動は現在行っておりません。
※この政策集Ⅱは、2011年の政策集Ⅰに続いて、2015年に発表したものです。
住民が意識を高く持ち、皆の意思で、皆が参加して築き上げるまちほど、誇りと活力にあふれた強いまちはないと思います。私は引き続き、住民の皆様方と情報を共有し、全員が参加する、そして、職員がしっかり仕事をして、真に必要なところに有効に税金を活かす、持続可能なまちづくりを進めていく所存です。
行政のさらなる効率化、課題を解決し、皆で支えあえる、互いに顔の見えるコミュニティの構築、助けが必要な人を、社会が、地域が守る福祉の充実、将来を担う子どもたちの子育て・教育の充実を推し進め、コンパクトで歩いて暮らせる、景観の美しいまち、そしてそこに住む人々が、そこにかかわる人々が、それぞれの持てる能力を発揮できる、やりがい、働きがい、暮らしがいのある、幸せなまちをつくっていきたいと考えています。
今後とも、住民の皆様のより一層のご理解を賜りますよう心からお願い申し上げ、私のこれからのまちづくりへの決意とさせていただきます。
やがてくる大地震にそなえ、防災の体制を整え、
災害に強い安全なまちを創造します。
■ 老朽化する公共施設を計画的に更新
策定中の公共施設等総合管理計画にもとづいて、公共施設の機能を維持・増進します。
東浦中・保健センター・文化センター地区は、更新時には再編、統合、移転も視野に入れて検討します。
■ 地震、水害への備え
河川の上流部で田んぼダム事業を拡大し、水田の保水力を増やします。
一般住宅による雨水貯留を進めます。
石浜、生路地区にも都市型排水ポンプの整備を可否を含めて検討します。
家庭用感震ブレーカー、津波避難ビルの地震開錠センサーの設置をすすめます。
防災倉庫の整備や備蓄品の管理をすすめます。
耐震補強、危険な空き家の撤去を奨励し、家屋の倒壊による被害を抑えます。
■ 防災・防犯のための体制づくり
BCP(事業継続プラン)やタイムラインを活用し、災害対応に備えます。
遠隔地の自治体と防災協定を結び、広域的な大規模災害に備えます。
住民力を生かして、防災・防犯組織や日頃の防災・防犯活動を充実させます。
子どもから高齢者までが、顔の見える、互いに支え合えるまちをつくります。
■ 心身ともに豊かな老後づくり
いきいきマイレージなどを活用。介護予防や健康づくりを進め、地域に元気な高齢者を増やします。
きめ細かな個別指導で、生活習慣病の重症化を防ぎます。
がん検診の受診率アップとフォロー体制を充実させます。
在宅療養のための各機関や専門家のネットワークづくりをします。
退職者の地域デビューを後押しする「65 歳の成人式」を実施します。
■ コミュニケーションの充実
地域で互いに支え合えるコミュニティや支援の輪をつくります。
地域活動に必要な名簿の取り扱い緩和のためのルール作りをします。
縁結びのお手伝いで、新たな出会いを応援します。
■ 女性のための子育て支援
児童クラブとアフタースクールを統合し、内容を充実させます。
妊娠、出産、保育から学校教育まで、子育て・子育ちのための切れ目のない伴走支援に取り組みます。
■ 障がい者の就労支援
障がい者が働きやすい環境を整え、積極的に就労機会や就労情報を提供します。
まちづくりはひとづくり!
さまざまな学習や体験を通して輝く人を育てます。
■ 子どもたちの学ぶ心を育てる
世界に通用する自立した個人を形成する教育をめざします。
科学する、議論する、表現する人材を育成します。
サイエンスセミナー、発明教室など、“ リケ心”をくすぐる仕掛けをします。
■ すべての子どもが安心して学べる環境づくり
すべての子どもに目の届く、わからないまま放置しない。公教育の責務をはたします。
近代史、地方自治(シチズンシップ教育)、キャリア教育など、社会をつくり、社会で生きる教育に注力します。
学校のトイレや建物、テニスコートの計画的な改修・設置をすすめます。
■ 地域住民に親しまれる公園をみんなでつくる
木登り、穴掘り、水遊びなど、子どもが自由に遊べる冒険遊び場(プレーパーク)を開設します。
「遊べない、いじれない公園」から、地域に応じた柔軟なルールや運営のできる公園をめざします。
東浦みどり浜緑地の未整備部分について、海浜親水公園としての整備を県に要望します。
■ ひとの行き交う環境づくり
ユニークな展示や音楽祭など、公共施設の柔軟な活用をすすめます。
大人も子どもも楽しめる、知と交流の場、図書館の活動をまちじゅうに広げます。
住民の活動範囲の広がりにあわせて、西三河、尾張など近隣市との広域交流をすすめます。
大学や研究者の知恵を積極的に活用します。
■ 若者、女性、新住民も活躍しやすい環境づくり
フレッシュな若者・女性・新住民が、やりがいを持って活躍しやすい環境作りを進め、まちを元気にします。
オリンピックを前に、多くの人がスポーツに親しみ、楽しみ、交流する機会を増やします。
知恵をしぼり、地域の課題を解決する、コミュニティや各種団体の活動を支援します。
身近にある自然環境を守り、本当に住みやすく
充実したまちづくりを再構築します。
■ 将来に向けた機能的でゆとりある都市計画
人口減少時代を見越した、自然に恵まれた緑豊かでゆとりある住環境を確保します。
鉄道など公共交通機関を活かした、コンパクトで歩いて暮らせるまちづくりを進めます。
緒川駅の一日乗降数3,000 人を達成し、エレベータ設置をめざします。
都市と自然と歴史が調和するよう、住民の合意形成を図りながら、美しいまちの景観づくりを進めます。
西三河と知多を結ぶ架け橋(西三河知多アクセス道路)を近隣都市と連携し、国・県に要望していきます。
■ 低炭素循環型社会をめざしたまちづくり
一般住宅や公共施設で再生可能エネルギー利用を促進します。
自転車にやさしいまちづくりを進めます。公用自転車を活用します。
バスの運行状況がわかるバスロケージョンシステムを導入するなど、「う・ら・ら」の利便性を向上させます。
生ゴミ、剪定枝の堆肥化などでゴミを減量し、CO2 の排出を減らします。
■ 自然環境保護のとりくみ
開発最優先を改め、残り少なくなった自然環境と自然景観を守ります。
自然体験や環境学習を通して里山やため池などの保全活動をすすめます。
■ 住環境改善へのとりくみ
飲料水の水源を、長良川河口堰からきれいでおいしい木曽川に戻すことを求めます。
行政と地域が一体となって、ペットのフン害やごみのポイ捨てのないきれいなまちを実現します。
真の豊かさをめざして
東浦の財政を持続可能に、産業を盛り上げます。
■ 子孫にツケを残さない持続可能な行財政改革
引き続き自分の任期中には町長の退職金を支給しません。
負債や基金、人件費などの経常経費に目を光らせ、財政の健全性を維持します。
「事業仕分け」の手法を行政評価に取り入れ、住民の目を入れた外部評価で厳しく事業をチェック・改善します。
予算を使い切らずに残す工夫を奨励します。
■ 産業の振興、誘致
高付加価値研究開発型産業や多様なバランスある産業の振興、誘致につとめます。
商工会員と一緒になって家業の継業のお手伝いをします。
農業、商業、工業、研究機関、学校、役所をつなぎ、仕事に役立つ情報の橋渡しをします。
大府市とともにウェルネスバレーの立地を生かした産業創生、地域創生をすすめます。
■ 楽市楽座のまちづくりで産業と市民生活を活性化
市民活動の活性化を図り、コミュニティビジネス創出の芽生えを大切にします。
空店舗・古民家を活かして、人が集う交流の場づくりのお手伝いをします。
個性豊かな楽しい店・おいしい店・かゆいところに手が届く店をまちを挙げて応援します。
さまざまな媒体を使って、東浦や東浦の産品を宣伝します。
すべての人が生き生きと暮らせる未来のために、
住民が主体的に参加できるまちを実現します。
■ 事業計画や意思決定への住民参加
住民と行政との意見交換会(住民懇談会)を拡大実施します。
ワークショップ等で住民・行政が徹底的にアイディアを出し合い、納得づくでまちづくりをします。
納付者による税金、寄付金の使途を指定できるしくみをつくります。
まちの将来を左右する重大な意思決定に、住民が直接参加できるよう、常設型の住民投票条例をつくります。
■ すべての情報を公開、行政をガラス張りに
オープンデータに対応し、情報アクセスのしやすい、より見やすいホームページをつくります。
わかり易い住民向け予算説明書を発行して、仕事と財政の見える化をすすめます。
公共事業、イベント、行政サービスなどのコストをわかり易く公表します。
■ 行政職員のレベルアップ
仕事を通じて、新しいことに挑戦し、住民の中に出て行って、役場のファンを増やせる職員を育てます。
業務改善などを通じ、職員が本来持つやる気、工夫、ひらめきを引き出します。
能力評価、全方位評価、成果主義、方針管理をとり入れ、能力・成果に応じて勤勉手当を決定します。
■ まちづくり(自治)基本条例の制定
自治のしくみを整え、住民、議会、行政の役割を規定し、自治の基本を定める「自治体の憲法」を制定します。