平成１５年４月に行われた東浦町議会議員選挙の結果

　　　　　定数２１に対し２１人が立候補
　　　　　　　全員が無投票当選

１日限りで役目を終えたポスター

幻の選挙広報（工事中）

町議会議員選挙に無投票当選しました。

　支持者の皆さんの暖かく力強いご支援のおかげで、準備から後片付けに至るまで大変手間のかかることにもかかわらず何とか乗り切ることができました。
　当選自体は本当に喜ばしいことですが、反面、無投票だったことは二つの意味で非常に残念です。
ひとつは、不遜な言い方かもしれませんが、果たして何票いただけたか４年間の評価を確認したかったことです。
もうひとつは、４年にたった一度の住民が政治に参加する機会が失われたことです。我々も胸を張って「選挙で選ばれた住民代表」とは名乗れません。
　選挙を手伝ってくださる皆さんに仕事を休んで頂かずに済んでホッとした反面、何か物足りないものを感じるのは候補者だけではないと思います。
　５月１日から、気持ちを新たにがんばります。今後ともよろしくご指導をお願い申し上げます。

もし定員割れになったらどうなるのでしょうか？

立候補者が定員に満たない場合（東浦では２１人未満）、欠員が定員の１／６以下ならば（東浦では３人）定員割れのまま全員当選、欠員が定員の１／６を超えれば（東浦では４人）補充のための再選挙を行います。
　当選後に議員の死亡や辞任などにより欠員が生じた場合、選挙後３ヶ月以内ならば次点の候補者が繰り上げ当選になります。ただし、無投票当選だった場合や次点の候補者が法定得票数を超えていない場合は、欠員となり、欠員が定員の１／６を超えれば補充のための補欠選挙を行います。

ところで、「法定得票数」とは？

　『法定得票数＝有効得票数÷定員÷４』と定められていて、法定得票数を超えないとたとえ上位であっても当選することはできません。市議会議員選挙などでは、供託金（町村議会では供託金はありません。）も没収されます。東浦町では有権者数は３６，４５３人、仮に投票率が６５％、無効票が１％あるとすれば、法定得票数は『（36,453×0.65×0.99）÷２１÷４≒２７９』となります。したがって、２７９票を超えなければ選挙で当選することはできません。すなわち、候補者が定員に等しければ２１人全員が無投票当選できますが、候補者が定員オーバーで選挙になったために法定得票数をクリアできずに定員割れとなるケースもあり得るわけです。

３０〜４０代の若手議員が少ないのは残念です。女性の進出を期待します。

　３０〜４０代の若手に議員のなり手がいません。時間的制約があるので、サラリーマンにはちょっと無理です。いまのご時世では、自営業も議員と二股をかけていると本業が危うくなりかねません。そこまでして町会議員をやるかは難しいところです。
　あとの望みは、女性です。特に、子育ての一段落した主婦。行政への意見やアイディアもいっぱいあるはずです。でも、ご主人を差し置いて・・・。まだ前例がないせいか？？家族の了解を取り付ける雰囲気ではないようです。
　しかしながら、能力を持て余している女性がいるのはもったいないことです。女性の進出に期待したいと思います。

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