平成11年4月に行われた東浦町議会議員選挙の結果
定数24に対し25人が立候補
有権者数 33543
投票総数 21874
投票率 65.21%
順位 | 候補者 | 年齢 | 現・新・元 | 得票数 | 当選後の所属会派 |
1 | 齋吉男 | 56 | 現 | 2318 | 新政連 |
2 | 深谷公信 | 43 | 新 | 1430 | 親和会 |
3 | 藤村務 | 66 | 新 | 1301 | 親和会 |
4 | 戸田安信 | 62 | 新 | 1206 | 親和会 |
5 | 竹田正巳 | 62 | 現 | 1132 | 親和会 |
6 | 神谷明彦 | 39 | 新 | 1079 | 無所属(B) |
7 | 日比昭子 | 58 | 現 | 1038 | 公明党 |
8 | 山田眞悟 | 50 | 現 | 973 | 共産党 |
9 | 柳楽榮 | 47 | 新 | 908 | 公明党 |
10 | 久米忠 | 63 | 現 | 881 | 親和会 |
11 | 広瀬勇吉 | 58 | 現 | 878 | 共産党 |
12 | 大橋高秋 | 53 | 現 | 776 | 公明党 |
13 | 高橋和夫 | 55 | 現 | 744 | 親和会 |
14 | 平林良一 | 50 | 現 | 717.407 | 共産党 |
15 | 澤潤一 | 62 | 現 | 710 | 親和会 |
16 | 竹内稔 | 66 | 新 | 671 | 親和会 |
17 | 日高吉美 | 67 | 現 | 657 | 新政連 |
18 | 岡田富雄 | 62 | 現 | 644 | 親和会 |
19 | 林大麓 | 68 | 現 | 595 | 親和会 |
20 | 長坂宏和 | 51 | 現 | 551.007 | 親和会 |
21 | 長坂保司 | 67 | 現 | 542.992 | 親和会 |
22 | 村瀬直正 | 50 | 新 | 507 | 親和会 |
23 | 平林由仁 | 62 | 現 | 476.592 | 無所属(A) |
24 | 阿知波忠夫 | 68 | 現 | 454 | 新政連 |
25 | 新美常男 | 66 | 新 | 449 | |
無効 | 235 | ||||
(平成 | 平均年齢11年4月 | 末現在) | 投票総数 | 投票率 | |
58 | 21874 | 65.21% |
たくさんの皆さんから支持をいただき当選できました。
平成11年4月25日の統一地方選挙で東浦町議会議員に当選しました。何の準備も無しにいきなりポッと出て、当落さえ見当がつきませんでしたが、候補者25人中6位の1079票得票(有権者数33453人)と予想外の好成績でした。支持していただいた皆さんに心から感謝すると共に、この期待を裏切ることのないよう、議員の職責を全うし、その結果を皆さんに公表していきたいと考えています。
政治に縁もゆかりもなった私が、一体どうなってるのと驚きの方もいらっしゃることと思います。実際、何の政治的背景もありません。ただ、誰もが感じているように「住民の意志が行政に反映されていない。」という漠然とした不満と、「誰かに投票せねばならない。→投票すべき人がいない?→自分で立候補する。」というイージーな三段論法的発想と、「我々がこれから数十年住むことになるであろう町のことを、お年寄り達ばかりにお任せするわけには行かない。自分たちの将来は自分たちで責任を持たなきゃ。」というこれまたイージーな自己責任?に突き動かされての立候補でした。
いずれにせよ、政治に関わる者の年齢構成を国民全体の年齢構成に近づける努力が今必要なのではと思います。
議員の仕事は?
議会本会議開催日のみならば、日数は限られています。東浦町では、定例議会は3、6、9、12月の年4回です。このうち本会議(議会)の開催日数は、それぞれ若干異なりますが、各定例会期中に3〜6日程度でしょうか。したがって、年間20日程になります。他には臨時議会が年間4日程度開かれます。問題は、本会議以外の常任委員会、特別委員会、議会広報編集委員会等の会議や調査、取材をするのに同等以上の時間を要します。ちなみに平成11年5月から7月までの登庁日数は、6月定例議会 2日+半日、臨時議会 半日×2、産業建設委員会 半日、総合交通体系調査特別委員会 半日×2、議会広報編集委員会 1日+半日×3、他に議会運営委員会という名前の議事進行を取決める会議が半日×5+1時間×2回、しめて12日です。これと調べ物をしたり資料を作ったりする時間を考えるとサラリーマンにはかなりきつい仕事になります。もちろん、これは個人の取り組む姿勢によるところが非常に大きく、議会で発言しなければ楽ができるし、トコトンやればキリがありません。
しかし、これ以外にも、地域の顔役としての仕事があります。具体的には、町や地区の行事への参加(来賓席に座っているだけというのが結構ある。)、地区の寄り合いでの助言、氏神さまの行事、慶弔への出席など挙げれば結構たくさんあります。当初わたしは、これらは本来議会活動と関係ないと考えていましたが、町や地区の行事への参加や助言は、一種の公務であるわけだし、地域の実情を勉強する良い機会でもあるので、公務に準ずるものに限って極力参加することにしています。最近出席したのは、ゲートボール大会、青少年の健全育成を推進する会、地区の夏祭りの準備などです。(〜平成11年7月)
これは、あくまで私のような平議員の話で、議長ともなると、行事の挨拶や他の自治体とのお付き合いで、予定がびっしりのようです。
議員の報酬は?
さて、議員の報酬はと言いますと、月額25万2千円(手取り20万円弱)で期末手当4.32ヶ月分です。その他によく「登庁手当」や「海外視察」がやり玉に上がりますが、東浦町の場合これらのフリンジベネフィットは一切ありません。従って、全部で額面410万円程でしょうか。これが大きな街の市議会議員だと1千万円を越えて、専業議員で十分食べていけるようになります。
議員の会派としての視察には、「政務調査費」を充てています。これは、一人あたり年間6万円まで町から支給されています。