この橋は、旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋梁群のひとつで、北海道遺産に選定されています。1939年に士幌線が十勝三股駅まで開通した時に音更川の支流のタウシュベツ川に架けられた橋で、すでに1987年に士幌線が廃止される以前、1955年に糠平ダム建設とともに路線が付け替えとなり、放棄されたものです。ダムの満水時には水没し、渇水期には姿を現す幻の橋です。構造はコンクリートの外枠と内側の詰め石からできており、水位の変化や結氷にさらされ、いずれ崩壊する運命にあります。まるで古代ローマの水道橋のように見えますね。
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